焼き物

焼き物に関する郷土料理情報を掲載しています。詳細を読むからその料理の詳細情報を見ることができます。

日本の郷土料理図鑑 郷土料理のレシピ、通販情報


  

ヒラヤーチー

ヒラヤーチーは沖縄の郷土料理で沖縄風のお好み焼の事。ヒラヤーチーとの名前は「平ら焼き」を方言で言ったもの。
沖縄では台風や停電などで外出が出来ない際によく作られていたとされる。現在では簡単に作れる家庭料理として定着している。泡盛や焼酎との相性も良い。

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豆玉(まめたま、まめだま)

豆玉とは、徳島県独自のお好み焼きの事。
具材に甘く煮た金時豆を使うのが特徴で、キャベツ、卵、金時豆を水で溶いた小麦粉に先に混ぜ込んで鉄板で焼く「混ぜ焼き」である。
豆玉の他のバリエーションとしては、小エビのてんぷらを入れる「豆天玉」 、豚ばら肉のスライスを入れる「豚豆玉」、イカの切り身を入れる「烏賊豆玉」などがある。

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お好み焼き(広島風)

広島風お好み焼きとは、鉄板の上で薄く焼いた小麦粉の生地に、大量のキャベツ、もやし、豚肉などの具を混ぜずに乗せたり挟んだりして焼いたもので、さらに個別に作った焼きそば(中華そば)と薄く焼いた卵を合わせるのが特徴。
その発祥も関西風お好み焼きと異なる。戦後の食料事情で季節により生産量が左右していたネギの代わりに、年間を通して安く手に入りやすいキャベツに変更した。昭和30年代になると、当時発売されたインスタントラーメンの影響で、焼きそば(中華めん)やうどんを入れるようになったとされる。

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カキオコ

カキオコとは、カキを使ったお好み焼きの事で、岡山県日生地区の郷土料理。日生独自のお好み焼きで、関西風とも広島風とも異なるため、「日生焼き」「日生風」とも呼ばれる。
まず、山盛りの千切りキャベツに、独特のとろとろ生地をあわせて鉄板に広げる。その上から、鉄板で焼いた日生地区特産のカキやその他の具を乗せ、更にその上に再び生地をかけ裏返して両面を焼く。
なお各店で微妙に焼き方は異なり、あらかじめ具と生地を軽く合わせてから鉄板に広げる方法と、先に鉄板に具を広げて上から生地をかける方法など、関西風や広島風を取り入れている店もある。また、店により焼きそばや焼きうどんを使う場合もある。ソースも各店で異なるが「タイメイソース」を使っている店が多い。

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明石焼き

沈粉(じんこ)と呼ばれる粉と小麦粉を混ぜたものを卵と出汁で溶き、その中に細かく切ったタコを入れ丸く焼いたもので、兵庫県明石市の郷土料理。たこ焼きよりも、小麦粉に混ぜる卵の割合が多く、食べる時にだし汁のようなたれをつけて食べるのが特徴。
起源は、江戸時代の天保年間(1830年~1843年)、明石にあった工芸品である卵白を使った珊瑚の代用品「明石珠」の製作の際、余った黄身を再利用するために考案されたと言われている。

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たこ焼き

たこ焼きとは、小麦粉を水かだし汁で溶いたものを、専用の鉄板に流し込み、中に細かく刻んだタコ、えび、粉末かつお、青のり、紅しょうが、ネギなどを入れて丸く焼き上げた大阪発祥の食べ物。
大阪にはかつて、しょう油で食べる「ちょぼ焼き」という物があり、それがたこ焼きのルーツと考えられている。昭和初期頃より、たこ焼きは縁日などの屋台で売られるようになり、終戦後は東京など大阪以外の都市でも見られるようになった。
現在、関西ではたこ焼き器が広く普及しており、昼食や夕食としての他、おやつなどとしても食べられる事が多い。

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お好み焼き(関西風)

お好み焼きとは、水や卵で溶いた小麦粉に、野菜類、肉類、魚介類などの具材を入れ、鉄板の上で両面を焼き上げ、ソースやマヨネーズなど調味料をつけて食べるもの。仕上げには、かつお節や青のりなどをかける。
大阪地方を中心とする関西風お好み焼きは、生地に直接刻んだキャベツを混ぜたり、すりおろした山いもを混ぜ込む場合もある。地元関西では「お好み」と呼ばれる事が多い。

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どて焼き

どて焼きとは、牛スジ肉を味噌やみりんで時間をかけて煮込んだもので、串カツとともに大阪・新世界の名物料理として知られる。
鉄鍋の内回りに味噌を盛り、その中央でまず具材を焼き、熱により溶け出した味噌で煮込んでいく。その味噌の盛り方が土手状である事から「どて焼き(土手焼)」、あるいは「どて煮(土手煮)」と呼ばれるようになった。単に「どて」と呼ぶ場合もある。

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うなぎの蒲焼き

うなぎの蒲焼きは、うなぎをさばいて串にさし、しょう油やみりん、砂糖、酒などを合わせたタレにつけて焼き上げたもの。
静岡県内では浜名湖を中心にうなぎの養殖が明治時代より行われており、「浜名湖のうなぎ」は全国的にも有名。蒲焼きの他にも、白焼きやうなぎの佃煮、うな丼、うな重など、さまざまなうなぎ料理が食べられている。
2007年、農林水産省により農山漁村の郷土料理百選に、静岡県の郷土料理として「桜えびのかき揚げ」と共に選ばれた。

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かんこ焼き

かんこ焼きとは、小麦粉の皮で山菜やキノコなどの具を包んで焼いたもので、相模原市津久井地域に江戸時代から伝わる郷土料理。
津久井で採れた小麦粉で作った生地を少し発酵させ、フキ等の山菜、シメジ等のキノコ、クリ、アズキ、カボチャ、サツマイモ、リンゴ、切り干し大根、漬物等の季節の地元食材を具として包んで、軽く焼いた後に蒸すもので、「おやき」に似ている。
江戸時代には、うるか(鮎のはらわたの塩漬け)や味噌を小麦粉の皮で包んで焼き、昼食などに食べていた。現在では、各家庭にある食材を包んで、気軽なおやつとして食べられている。

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もんじゃ焼き

もんじゃ焼きとは、お好み焼きの元になった料理。お好み焼きに比べ小麦粉を溶かす水の量が多く、またソースなどの調味料を一緒に混ぜ込むのが特徴。鉄板にコテで押さえつけて焼きながら食べるので、鉄板に接する外部は食感がパリッとしているが、押さえつけが足りない部分などはトロッとしている。
「もんじゃ」と呼ばれる事も多く、「もんじやき」「ぼったら」「ぼった」と呼ぶ地域もある。
発祥は、江戸中期の江戸で作られた仏事用菓子「麩の焼き」であるとされる。その後、麩の焼きを起源として江戸末期から明治にかけ、味噌の代わりに餡を巻いて作る「助惣焼」が生まれる。

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さんが焼き

さんが焼きとは、「なめろう」を、よくこねて焼いた料理。そのまま鉄板や網などで焼いたり、ホタテやアワビの貝殻に詰めて焼く場合もある。

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おやき

おやきとは、小麦粉やそば粉などで作った皮で、野菜の惣菜や山菜などで作った具を包み、焼いたり蒸したりした郷土料理。
「焼き餅」「あんびん」「ちゃなこ」「はりこし」などとも呼ばれる。
中に包まれる具は、なすの味噌和え、野沢菜炒め、おから、切干大根、キャベツ、かぼちゃなど各家庭ならではの具が入れられるのが特徴。
皮も、ふっくらしたものや、もっちりしたもの、油焼き、灰焼きなど各家庭や地域によって様々な作り方がある。

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山賊焼き

山賊焼きとは、鶏のもも肉や胸肉をにんにくを効かせたタレに漬け込み、片栗粉をまぶして油で揚げ、千切りや手でちぎったキャベツを添えた長野県中信地方(塩尻市・松本市など)に伝わる郷土料理。「山賊揚げ」とも呼ばれる。
中信地方の各家庭で食べられる他、飲食店のメニューとして、またスーパーなどのおそうざいとしても販売されている。
その発祥は諸説あり、長野県塩尻市の店「山賊」を元祖とする説や、松本市の店「河昌」による「山賊は物を鶏揚げるとの語呂を合わせた」とする説があるが、塩尻説の方が有力とされる。

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宇都宮餃子

宇都宮市の餃子は、1940年(昭和15年)、宇都宮出身の将兵が帰国に際して本場の餃子の製法を持ち込んだのが始まりと言われる。
にら、ねぎ、キャベツなどをみじん切りにし、ひき肉と一緒によく混ぜ、しょうが汁、塩、こしょうなどで味を調える。餃子のたれは主に酢だけで食べるのが宇都宮流とされる。
栃木県は具材となるにらの生産量が全国トップクラス。また、宇都宮市は一世帯当たりの餃子の購入額が国内トップである事から「餃子の街」として日本全国に知られており、平成5年には「宇都宮餃子会」が発足。町おこしに役立てられている。
現在、市内には餃子専門店、または餃子を扱う店舗が200軒ほどあると言われる。通常の焼き餃子の他、水餃子、揚げ餃子、スープ餃子などさまざまなスタイルの食べ方がある。

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イモ串

蒸す、または茹でた里芋の皮をむいて串刺にして焼き、味噌だれを塗って食べる栃木県日光、那須地方に伝わる郷土料理。
お正月の料理として、またはおやつとして食べられている。

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しんごろう

しんごろうとは、うるち米を半つきにして竹串に刺し、味噌にすりつぶしたエゴマなどを混ぜ合わせたじゅうねん味噌を塗って炭火で焼いた、福島県南会津地域に伝わる郷土料理。
発祥はこの料理を生み出した「新五郎」という人物に由来する。貧しくもち米が買えない新五郎が、うるち米を丸めたものにじゅうねん味噌を塗って焼いたものが大変美味しく、村中で評判となったのがはじまり。

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ウニの貝焼き

ウニの貝焼きとは、新鮮なムラサキウニをホッキ貝の殻に盛り、炭火で焼いて食べる福島県いわき市の代表的な郷土料理。
例年5月頃に地元のウニ漁が解禁されるため、5月~8月にかけて食べられる。
酒の肴やおかずとして珍重される一品。

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牛タン

牛タンとは、牛のタン(舌)をスライスしたものに塩やタレなどで味付けをして焼いた仙台の名物料理。
「仙台牛タン」との名称で知られており、やや厚切りにした牛タン焼きと、テールスープをともに提供する「牛タン定食」が、地元の飲食店での定番となっている。
また、味付けは「タン塩」、「味噌」「からし味噌」といったタン肉自体の味噌漬けの焼肉も定番。
牛タン焼き以外のメニューとしては、「タンシチュー」や「牛タンしゃぶしゃぶ」、「タン刺し」や「牛タン寿司」などのバリエーションがある。また、お土産用として、くん製や佃煮などもある。
駅弁としても販売されている。

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貝焼き味噌

貝焼き味噌(かいやきみそ、かやきみそ)とは、青森県の津軽地方、または下北地方を中心に伝わる郷土料理で、
ホタテ貝の殻にホタテや豆腐などの具を入れて、味噌やとき卵で焼いたもの。

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イカのポンポン焼き

イカのポンポン焼きとは、青森県八戸市およびその周辺の、主に太平洋沿岸に伝わるイカを使った郷土料理。イカのぽっぽ焼きと呼ばれ事もある。

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ちゃんちゃん焼き

ちゃんちゃん焼きとは、鮭などの魚と野菜を鉄板で焼いたもの。北海道石狩地方の漁師町の郷土料理で、2007年農林水産省により農山漁村の郷土料理百選に、ジンギスカン石狩鍋と共に北海道を代表する郷土料理に選ばれている。

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じゃがバター

じゃがバターとは、茹でたじゃがいもにバターを添えたもの(焼いたり、蒸したりする場合もある)。
北海道札幌市の観光地、大通公園(とうきびワゴン)で販売される物が全国的に有名。 >>じゃがバターの詳細を読む