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茨城県の郷土料理

茨城県の郷土料理に関する郷土料理情報を掲載しています。詳細を読むからその料理の詳細情報を見ることができます。

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蛸飯(たこめし)

蛸飯とは、タコとご飯を一緒に炊き込む、あるいは煮たタコをご飯と混ぜ合わせて作る郷土料理。
愛媛県、香川県、広島県、岡山県、兵庫県など、瀬戸内海周辺を中心とした地域の他、茨城県でも太平洋のタコを用いて食べられている。

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水戸藩らーめん

水戸藩らーめんとは、茨城県水戸市で販売されているご当地ラーメン。1993年に町おこしとして、水戸市の製麺業者が販売をはじめたもので、日本で最初にラーメンを食べた人物と言われる「水戸黄門様」こと徳川光圀公が、中国から招いた儒学者から伝授された中国麺を再現したもの。
麺にレンコン粉を練りこんで作るのと、にら、らっきょう、ねぎ、にんにく、しょうがという「五辛」と呼ばれる薬味を添えるのが特徴である。

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どぶ汁

どぶ汁とは、茨城県や福島県南部の太平洋沿岸地域に伝わる漁師料理。
名前の由来は諸説あり、あん肝から出る肝油でスープがオレンジ色ににごり、酒のどぶろくの様に見えることからこの名がついたという説や、あんこうの全てを使う事から、「全て」という意味をもつ「どぶ」という言葉を取って「どぶ汁」としたとの説もある。本来は水を加えずに作る調理法がどぶ汁と呼ばれていたが、現在では水を加えても、あん肝から出る肝油でスープが濁る鍋ならば「どぶ汁」と呼んでいる。
北茨城市や大洗町を中心に食べられるどぶ汁は、鍋で生のあん肝を炒めた後にあんこうの身や野菜をいれるほか、出汁も加える。通常のあんこう鍋と比べると、汁が濁るほどあん肝の量が多いのが特徴で、濃厚で深みのある味わいになる。
また水を加えないどぶ汁も存在し、これは北茨城市や大洗町、日立市など、常磐沖の漁師の家庭か一部の店などでしか食べる機会がなく、高価な料理とされている。

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そぼろ納豆

そぼろ納豆とは、納豆に塩漬けにした切り干し大根を混ぜ、しょう油等の調味料で味をつけた茨城県の郷土料理。小粒の大豆が特徴で、保存食として水戸地方の農家で作られた。「おぼろ納豆」「しょぼろ納豆」とも呼ばれている。そのまま酒の肴として、またご飯にかけたり、お茶漬けなどにして食べるなど様々な食べ方が楽しめる。
また、全国的に知られる水戸納豆の発祥は、明治以降に遡り、水戸線の開通に伴いお土産として売られた天狗納豆が、観光地などで販売され広まり納豆の産地として知られる事となった。
2007年、農林水産省により農山漁村の郷土料理百選に、茨城県の郷土料理としてあんこう料理(あんこう鍋)と共に選ばれている。

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あんこう鍋

あんこう鍋とは、あんこうをメインの具材として作る鍋料理。「西のふぐ、東のあんこう」と呼ばれる、茨城県の冬の代表的な郷土料理。
元々、地元の漁師達を中心に食べられていたものが一般的に広がっていったとされる。
あんこうは、骨とあご以外は全て食べられ、「皮」「胃」「肝臓」「卵巣」「えら」「ひれ」など部位によりそれぞれ食感の違いが楽しめる。これらは一般に「あんこうの七つ道具」と呼ばれている。
また、肝臓は「あんきも」とも呼ばれ、見た目と食感から「海のフォアグラ」とも称されている。
2007年、農林水産省により農山漁村の郷土料理百選に、茨城県の郷土料理としてそぼろ納豆と共に選ばれている。

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