日本の郷土料理図鑑

わんこそば

わんこそばとは、盛岡市や花巻市を中心に伝わる岩手県の名物料理の一つで、「盛岡じゃじゃ麺」「盛岡冷麺」と並び「盛岡三大麺」と呼ばれる。
わんこそばの「わんこ」とは、岩手の方言でお椀を意味する。
料理店では、熱いそばつゆをくぐらせ小分けにされたそばを、お給仕さんが掛け声と共にお客のお椀に入れ、食べ終わるたびに同じお椀に次々とそばを入れ続け、お客が満腹の合図としてお椀のふたを閉めるまで連続して食べ続けるというのが基本となっている。 各家庭でも、宴会のしめとして小ぶりのそばを食べる風習が残されている。
薬味などと食すのが一般的で、ねぎ、海苔、鰹節、まぐろ、とろろ、イカの塩辛、天ぷらなど多彩。
2007年、農林水産省主催農山漁村により郷土料理百選に、岩手県の郷土料理として「ひっつみ」と共に選出されている。

現在では、食べたお椀の数を競い合うスタイルが有名な「わんこそば」。
その発祥は諸説あり、岩手では古くから、田植えや稲刈、または婚礼などの慶事の際、多くの人が集まる席でそのしめとして必ずそばがふるまわれた。しかし、一度に大勢の分量を作る事ができない為に、そばを小分けにして運び、その間に次のそばを煮ておかわりを食べていたのがわんこそばのルーツとされる。
他にも、 南部家27代目当主・南部利直が江戸に向かう際に立ち寄った花巻市鍛治町の宿で、家人が殿様に味の良くない物を出しては失礼と思い、まず一口だけの蕎麦を試しに出したものを利直が気に入り何度もおかわりをしたのがわんこそばの発祥との説もある。
また、現在の様な競争スタイルが誕生したのは、昭和32年に花巻市の嘉司屋が行った「わんこ相撲冬場所」で、多くの参加者が何杯わんこそばを食べられるかを競ったのが最初とされる。

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