日本の郷土料理図鑑

あくまき

あくまき(灰汁巻き)とは、鹿児島県、宮崎県、熊本県など南九州で、主に端午の節句などで作られる季節の郷土菓子。
一晩ほど灰汁に漬けて置いたもち米を、こちらも灰汁に漬けておいた竹の皮で包み紐で結んで、灰汁で約半日程度炊いて作る。地元ではこれを「ちまき」と呼んでいる。
だが、通常のちまきのように餡は入れずもち米のみで作る。水分が多い事から食感はもちもちとしている。また、柔らかさが持続し冷めても硬くならない。

そのままでは無味なため、砂糖や黒砂糖、きな粉、黒蜜、砂糖しょう油などをかけて食べるのが一般的。常温で食べる事が多いが、冷やしても美味しく食べられる。
始まりは諸説あり、薩摩藩が関ヶ原の戦いや豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に保存食として作ったという説、農家の繁忙期の保存食、日本に伝来した当初のちまきがこの地域のみに残った説、平家の落人により伝えられた説、たまたま焚き火に落としたおにぎりが腐らなかった事から考案された説などもある。その後、西南戦争の際に西郷隆盛が保存食とした事から広く普及した。
現在では、季節になると地元の店舗などで灰汁や竹の皮が販売される。

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