生麺と野菜を鍋で煮込む群馬のおっきりこみ

おっきりこみは、塩を入れないか、ごく少量で打った幅広の生麺を下ゆでせず、大根、里芋、にんじん、ごぼう、きのこ、油揚げなどと一つの鍋で煮る群馬県の郷土料理です。 麺の打ち粉が汁に溶け出すため、普通のかけうどんよりつゆにとろみがつきます。味付けはしょうゆ、みそ、両方の合わせ味があり、家庭と地域で具も大きく変わります。

幅広い生麺を根菜と煮込んでとろみを出す群馬おっきりこみの図鑑イラスト
料理の特徴を伝えるイメージイラスト

基本情報

名称生麺と野菜を鍋で煮込む群馬のおっきりこみ
地域群馬県、埼玉県
広域エリア関東
分類麺類
購入・取り寄せ楽天市場で検索可能
最終更新2026-08-14

どんな料理?

おっきりこみは、塩を入れないか、ごく少量で打った幅広の生麺を下ゆでせず、大根、里芋、にんじん、ごぼう、きのこ、油揚げなどと一つの鍋で煮る群馬県の郷土料理です。

麺の打ち粉が汁に溶け出すため、普通のかけうどんよりつゆにとろみがつきます。味付けはしょうゆ、みそ、両方の合わせ味があり、家庭と地域で具も大きく変わります。

由来・背景

群馬は冬の乾燥した風と水はけのよい土壌を生かし、米と小麦の二毛作が広がった地域です。農業や養蚕で忙しい家の女性が、麺を別鍋でゆでず、畿の野菜と一緒に手早く夕食を作る日常食として受け継ぎました。

「切った麺をすぐ鍋に入れる」ことが名称に結びついたとされ、地域によって「おきりこみ」「にぼうとう」「にこみうどん」などと呼びます。山梨のほうとうと似ていますが、かぼちゃとみそを必須としない点などが異なります。

現地での位置づけ

群馬県内の郷土料理店、うどん店、道の駅で、特に秋から冬に食べやすい料理です。しょうゆ味、みそ味、辛味、豚肉入りなど、店の個性が大きく出ます。

おっきりこみの残りを翌朝に温め直し、ご飯にかける食べ方は「たてっかえし」などと呼ばれます。麺と汁を無駄にしない農家の食べ方ですが、現代は保存時間を短くし、十分に再加熱します。

食べ方・楽しみ方

幅広麺と根菜を一緒にすくい、とろみのある汁を絡めて食べます。麺は別ゆでしないため、表面はやわらかく、中心に小麦のもっちりした食感が残ります。

食べ進むと麺のでんぷんで汁が濃くなるため、鍋底から時々混ぜます。市販の生麺に塩が多い場合は、つゆの味付けを控えます。

家庭での楽しみ方

4人分なら小麦粉300gに水150ml前後を加えてこね、寝かせて薄く伸ばし、1cm程度の幅に切ります。だしで大根、人参、里芋、ごぼう、しいたけ、油揚げを七分通り煮、余分な打ち粉を払った生麺を直接入れます。麺に火が通ったら、しょうゆまたはみそで薄めに調えます。

食べられる店・買える場所

参考・出典

よくある質問

おっきりこみとうどんの違いは?

おっきりこみは、塩を入れないか少なくした生麺を下ゆでせず、野菜の汁へ直接入れます。打ち粉で汁にとろみがつくのも特徴です。

おっきりこみはみそ味ですか?

みそ味だけでなく、しょうゆ味、しょうゆとみその合わせ味があります。群馬県内でも地域と家庭で違います。

おっきりこみとほうとうは同じですか?

幅広麺と野菜を煮る点は似ています。おっきりこみは群馬の粉食で、かぼちゃやみそを必須とせず、しょうゆ味も一般的です。

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