佐賀・白石の須古寿し

須古寿しは、佐賀県白石町須古地区で受け継がれる箱寿司です。もち米を少し加えた酢飯を「もろふた」という浅い木箱へ広げ、有明海のムツゴロウ、しいたけ、ごぼう、卵、奈良漬、紅しょうがなどを区画ごとに彩ります。 木枠から抜いて同じ形に切る一般的な押し寿司とは違い、もろふたの中で軽く押さえて作り、専用の木べらですくって取り分けるのが特徴です。祭りや祝いの共同食として今...

もろふたへ有明海と白石の具を彩る須古寿しの図鑑イラスト
料理の特徴を伝えるイメージイラスト

基本情報

名称佐賀・白石の須古寿し
地域佐賀県
広域エリア九州・沖縄
分類寿司
購入・取り寄せ楽天市場で検索可能
最終更新2026-08-14

どんな料理?

須古寿しは、佐賀県白石町須古地区で受け継がれる箱寿司です。もち米を少し加えた酢飯を「もろふた」という浅い木箱へ広げ、有明海のムツゴロウ、しいたけ、ごぼう、卵、奈良漬、紅しょうがなどを区画ごとに彩ります。

木枠から抜いて同じ形に切る一般的な押し寿司とは違い、もろふたの中で軽く押さえて作り、専用の木べらですくって取り分けるのが特徴です。祭りや祝いの共同食として今も作られます。

由来・背景

白石町は、500年以上前、米作りに尽くした須古の領主へ領民が海山の食材を使った寿司を献上したという伝承を紹介しています。年代を裏付ける単一史料ではないため、地域に伝わる由来として記します。

本来の象徴的な具は、素焼きして甘辛く煮た有明海のムツゴロウです。近年は入手しにくく、えびやコノシロで代えることもあります。2024年度には文化庁の100年フードに認定されました。

現地での位置づけ

日常的な持ち帰り寿司というより、家庭、地域行事、予約制の食事で出会う料理です。白石町内で食べる場合は、須古寿しランチの提供日や予約条件を観光案内で確認します。

道の駅しろいしや特産物直売所では地域産品を探せますが、須古寿しは常時販売とは限りません。訪問前に取扱いを問い合わせるのが確実です。

食べ方・楽しみ方

木べらですくった一升分の区画を皿へ移し、まず酢飯と一種類の具を合わせます。次にムツゴロウまたは代用魚、根菜、卵、漬物の甘味、塩味、食感を比べます。

魚、卵、酢飯を使うため、作ったまま室温に長く置かず、提供者の保存・消費時間を優先します。ムツゴロウは骨を含む場合があるのでゆっくり食べます。

家庭での楽しみ方

小さな型なら、うるち米2合にもち米0.2合を加えて炊き、寿司酢を混ぜます。浅い箱へ酢飯を広げて軽く押さえ、甘辛く煮たしいたけ、ごぼう、えびまたはコノシロ、薄焼き卵、奈良漬、紅しょうがを区画ごとにのせます。強く圧縮せず、木べらで四角くすくいます。

食べられる店・買える場所

  • 須古寿しランチ提供店(佐賀県観光ガイド掲載)佐賀県杵島郡白石町堤

    佐賀県観光連盟の業務用グルメガイドに須古寿しランチ提供店として掲載。予約、営業日、提供内容を確認してください。

  • 道の駅しろいし佐賀県杵島郡白石町

    白石町の特産品を扱う施設。須古寿しの当日販売は常設と限らないため事前確認が必要です。

参考・出典

よくある質問

須古寿しの代表的な具は何ですか?

有明海のムツゴロウ、しいたけ、ごぼう、卵、奈良漬、紅しょうがなどです。現在はムツゴロウをえびやコノシロで代えることもあります。

須古寿しは押し寿司ですか?

箱へ酢飯を広げる箱寿司の一種ですが、もろふたの中でやさしく押さえ、木べらですくって分ける独自の形です。

いつでも店で食べられますか?

祭りや祝いに作る性格が強く、常時提供は限られます。予約と提供日を事前に確認してください。

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