芋餅(いももち)

北海道のいももちは、ゆでるか蒸したじゃがいもをつぶし、片栗粉を混ぜて丸形や小判形に整え、香ばしく焼く家庭料理です。表面はこんがり、中はもちもちで、じゃがいもの甘みを味わえます。 もち米の餅ではありません。北海道では『いもだんご』とも呼ばれ、甘辛い醤油だれ、バター、チーズ入りなどで、おやつや軽食として食べられます。

北海道のいももちの図鑑イラスト
料理のイラスト

基本情報

名称芋餅(いももち)
地域北海道、岐阜県
広域エリア北海道・東北、中部
分類その他
購入・取り寄せ楽天市場で検索可能
最終更新2026年10月10日

どんな料理?

北海道のいももちは、ゆでるか蒸したじゃがいもをつぶし、片栗粉を混ぜて丸形や小判形に整え、香ばしく焼く家庭料理です。表面はこんがり、中はもちもちで、じゃがいもの甘みを味わえます。

もち米の餅ではありません。北海道では『いもだんご』とも呼ばれ、甘辛い醤油だれ、バター、チーズ入りなどで、おやつや軽食として食べられます。

由来・背景

北海道で稲作が十分に広がっていなかった開拓期、豊富にとれるじゃがいもを餅の代わりに使ったことが始まりとされます。戦中・戦後の食糧難にも作られ、身近な材料で腹持ちをよくする家庭の知恵として受け継がれました。

同じ『いももち』でも、岐阜、高知、和歌山などでは使う芋や作り方が異なります。北海道版の基本はじゃがいもと片栗粉で、汁物へ団子として入れる地域・家庭もあります。

現地での位置づけ

北海道の道の駅、サービスエリア、観光施設の売店、居酒屋などで焼きたてを見つけられます。冷凍品、チルド品、粉末ミックス、チーズ入りの土産商品も流通しています。

冷蔵・冷凍のいももちを買うときは、電子レンジ用、フライパン用、油で揚げる商品のどれかを確認し、使える器具に合わせて選びます。保存温度、凍ったまま調理するか、個数、具の有無も包装で確認してください。

中華札幌の1個60gのいももちは、冷凍のまま油をなじませたフライパンで弱火・両面各3~4分、または170℃の油で6分調理します。保存は−18℃以下です。購入した商品の包装にある保存・調理表示に従ってください。

福山醸造のレシピは小麦粉、味の素のレシピは牛乳とバターを加えます。チーズ入りやたれ付きも原材料が異なります。食物アレルギーがある場合は、生地・具・たれそれぞれの材料を、使うレシピや商品の表示で確認してください。

食べ方・楽しみ方

焼きたてに甘辛い醤油だれを添えるか、バターを少量のせて食べます。チーズ入りは半分に割り、中の熱いチーズを冷ましてから口に運びます。

汁物に団子として入れる食べ方もあります。市販品を使う場合は、汁物に使えるかメーカーの調理表示を確認してください。

家庭での楽しみ方

じゃがいもと片栗粉で作るALICのレシピは、じゃがいも4個に片栗粉80gを使います。小麦粉を加える福山醸造のレシピは、じゃがいも3個・約450gに片栗粉大さじ2、小麦粉大さじ1。用意した材料に合わせて作り方を選べます。

牛乳とごまを入れる味の素の和風レシピは、2人分・円盤6個です。じゃがいも(北あかり)2個、片栗粉大さじ3½、牛乳大さじ2、砂糖大さじ1½、いり黒ごま小さじ1、ほんだし小さじ½、うす口しょうゆ小さじ⅓、バター5gを用意します。

味の素のレシピでは、じゃがいもを皮付きでゆでて火を通し、熱いうちにやけどに気を付けて皮をむき、滑らかにつぶします。片栗粉、牛乳、砂糖、ごま、ほんだし、しょうゆを混ぜ、6個の円盤形にします。フライパンでバターを熱し、弱火で4~5分、裏返してふたをして弱火で4~5分。火を止め、弾力が出るまで蒸らします。

小麦粉を使う生地と、とろみのあるみたらしだれを作るなら、福山醸造のレシピが参考になります。つぶしたいもの粗熱を取り、水分量に応じて片栗粉を調整し、粉っぽさがなくなるまで混ぜ、約1cm厚に成形します。たれの分量と焼き方はリンク先で確認できます。

食べられる店・買える場所

  • HOKKAIDO LOVE! いももち案内北海道内の道の駅・サービスエリア・飲食店

    北海道公式観光サイトが、現地で味わえる場所の種類と料理の特徴を案内しています。

参考・出典

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