近江日野の日野菜漬け

日野菜漬けは、滋賀県日野町を原産地とする細長い日野菜かぶを、塩、酢、糠などで漬ける近江の漬物です。地上部が紫紅色、地下部が白い根と葉を生かし、刻むと白、薄桃、緑が混ざります。 味は、かぶの軽い辛味、葉のほろ苦さ、漬け汁の酸味が中心です。甘酢の『えび漬け』、糠漬け、刻み漬けなどがあり、さくら漬けとも呼ばれます。

紫紅色から白へ移る日野菜の根と葉を漬けた近江日野の日野菜漬けの図鑑イラスト
料理の特徴を伝えるイメージイラスト

基本情報

名称近江日野の日野菜漬け
地域滋賀県
広域エリア関西
分類漬物、野菜類
購入・取り寄せ楽天市場で検索可能
最終更新2026-08-14

どんな料理?

日野菜漬けは、滋賀県日野町を原産地とする細長い日野菜かぶを、塩、酢、糠などで漬ける近江の漬物です。地上部が紫紅色、地下部が白い根と葉を生かし、刻むと白、薄桃、緑が混ざります。

味は、かぶの軽い辛味、葉のほろ苦さ、漬け汁の酸味が中心です。甘酢の『えび漬け』、糠漬け、刻み漬けなどがあり、さくら漬けとも呼ばれます。

由来・背景

日野町は、室町時代に領主の蒲生貞秀が鎌掛で野生の菜を見つけ、漬物を京へ贈ったという伝承を紹介しています。天皇から和歌を賜ったという話を含め、町が伝える由来として扱います。

原料の日野菜は一般の赤かぶより細く長く、根の上部だけが紫紅色です。丸ごとの色と葉を残す漬け方、細かく刻んで甘酢へ漬ける型で、色、歯触り、酸味が変わります。着色された一般の桜漬けと同一ではありません。

現地での位置づけ

日野町の農産物直売所、道の駅、滋賀県内の土産売場、漬物店で探せます。原料原産地、丸漬け・刻み、甘酢・糠、葉の割合を表示で確認します。

秋から冬は新物の歯触りを楽しみやすく、通年商品は真空包装や刻み漬けが中心です。日野町では漬け方を伝えるレシピやコンクールも継承に使われています。

食べ方・楽しみ方

根と葉を一緒に細かく切り、まずは調味料を足さずにご飯と食べます。焼き魚、茶漬け、酒の肴の口直しにも合います。

強い酸味は、刻んでおにぎりや混ぜご飯へ少量加えると穏やかになります。開封後は清潔な箸を使い、表示どおり冷蔵します。

家庭での楽しみ方

日野町のえび漬けは、日野菜を丸ごと塩漬けして水が上がった後、砂糖と酢を合わせた漬け汁で本漬けします。原料が手に入らない場合、別のかぶで作っても日野菜漬けとは呼ばず、日野菜風の甘酢漬けとします。

参考・出典

よくある質問

日野菜は大根ですか?

アブラナ科のかぶの仲間です。根が細長いため大根のように見えます。

日野菜漬けとさくら漬けは同じですか?

日野菜の紫紅色が漬け汁へ移る甘酢漬けは、さくら漬けとも呼ばれます。一般の着色した大根漬けとは原料が異なる場合があります。

日野菜漬けは辛いですか?

日野菜由来の軽い辛味と葉のほろ苦さがありますが、甘酢型は酸味と甘味が加わります。

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