日本の郷土料理図鑑

こづゆ

こづゆとは、干し貝柱で出汁を取り、まめふ、人参、しいたけ、里芋、キクラゲ、糸こんにゃくなどを加えた薄味のお吸い物を、会津塗りの椀で食べる会津地方や郡山地方の郷土料理。
海の物が手に入りにくい内陸部であるため、食材は乾物が中心。具材は地域により異なり、平野部では貝柱を、山間部ではするめを使うことが多い。 7または9種類の具材の数は、奇数で縁起が良いとされることから。名前の由来は「小吸物」から変化したもので、かつては「かいつゆ」とも呼ばれていた。また、南会津地方ではこづゆを「つゆじ」と言う場合もある。
江戸後期から明治初期にかけて、会津藩の武家料理や庶民のごちそうとして広まり、お正月や冠婚葬祭など祝い事の席でのもてなし料理となった。
当時はぜいたくな食べ物だったにも関わらず、「最高のおもてなしをしたい」という人情味あふれる料理である事から、何杯おかわりしても失礼にならないという習慣が残っている。
2007年、農林水産省により農山漁村の郷土料理百選に、福島県の郷土料理として「にしんの山椒漬け」と共に選ばれた。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

日本の郷土料理図鑑 郷土料理のレシピ、通販情報


  

こづゆのレシピ・作り方

こづゆのレシピや作り方を紹介します

(4人分)
1.大きめの干し貝柱(3~4個)を水(3カップ)で一晩戻しほぐす。
2.鶏もも肉(200g)、人参(100g)と大根(200g)をイチョウ切りに、ごぼう(100g)は笹がきに、里芋は半分に切り、糸こんにゃくは3~4cmに切る。
3.貝柱を戻した水に本だし(適量)と、2を入れ煮込む。
4.3に火が通ったら、一口大に切った貝柱と豆腐を入れ、しょう油(適量)とみりん(適量)で味付けしたら出来上がり。

 

こづゆ のお取り寄せ情報

こづゆ に関連するお勧めの商品を紹介しています。日本の郷土料理をぜひご賞味ください!ちなみに、お取り寄せを利用するときは楽天のようなECサイトを使うのが一番便利だと思いますが、一緒に「ポイ活」もおすすめしています。詳しく知りたい方は「ポイントサイトのしくみと選び方」や「ポイントサイトを活用して節約」などの記事が参考になるかと思います。
こづゆ の商品を楽天などで買おうと思っている方はポイントサイトを経由することで約1%程度お得になります。私のおすすめは「ハピタス」というポイントサイトになります。

>>楽天市場で探す