鯉こく

鯉こくは、鯉を骨、皮、場合によって頭や内臓も含む厚い輪切りにし、味噌で長時間煮込むこくのある汁物です。長野県佐久地域では冷たい流水で育てる佐久鯉の代表料理で、身だけでなく皮のゼラチン質と骨まわりのうま味を汁へ移します。 佐久市によると、佐久鯉は成長に時間をかけて身が締まり、あらい、うま煮、塩焼きとともに鯉こくに使われます。年末年始や祝いの食卓にも登場してきま...

鯉の厚い輪切りを信州味噌で煮込んだ佐久鯉こくの図鑑イラスト
料理の特徴を伝えるイメージイラスト

基本情報

名称鯉こく
地域長野県
広域エリア中部
分類その他
購入・取り寄せ楽天市場で検索可能
最終更新2026-08-13

どんな料理?

鯉こくは、鯉を骨、皮、場合によって頭や内臓も含む厚い輪切りにし、味噌で長時間煮込むこくのある汁物です。長野県佐久地域では冷たい流水で育てる佐久鯉の代表料理で、身だけでなく皮のゼラチン質と骨まわりのうま味を汁へ移します。

佐久市によると、佐久鯉は成長に時間をかけて身が締まり、あらい、うま煮、塩焼きとともに鯉こくに使われます。年末年始や祝いの食卓にも登場してきました。

由来・背景

佐久市の5人分レシピは、鯉の輪切り5切れ、味噌100g、酒100ml、みりん50ml、水1.5~2Lを基準に、1~1時間半ほど煮て味噌を分けて加えます。別の継承レシピはご飯を味噌とすり、約3時間煮るため、濃度と時間は家庭で幅があります。

「こく」は濃厚さだけでなく古い味噌汁料理の呼称に関係すると説明されます。現在は全国の内陸部に鯉こくがありますが、このページは佐久鯉と信州味噌の地域文脈を中心に扱います。

現地での位置づけ

佐久市は鯉料理店を掲載した佐久鯉リーフレットを公開しています。専門店、旅館、食堂で鯉こく、うま煮、あらいを組み合わせたコースがあり、予約が必要な店もあります。

初めてなら一切れの鯉こくと小さなうま煮を選び、泥臭さではなく身の締まり、皮、味噌のこくを確認します。天然の川魚を自己判断で使わず、食用に管理された鯉を選びます。

食べ方・楽しみ方

熱いうちに汁を味わい、輪切りの身を箸で骨から外します。皮や腹側は脂とうま味が強く、頭はだしが濃くなります。粉山椒やしょうがを少量添えると味噌の香りが締まります。

鯉には細い骨が多いため、急いで丸のみせず、子どもや高齢者には骨を丁寧に除きます。淡水魚は生食せず、信頼できる食用魚を中心まで十分加熱します。

家庭での楽しみ方

5人分なら食用鯉の輪切り5切れを鍋へ並べ、水1.5~2Lと酒100mlで沸かし、うま味の油を取りすぎないよう灰汁を除きます。落とし蓋をして1~1時間半煮て、砂糖小さじ1、味噌100gの3分の1、みりん50ml、しょうがを加え、最後に残りの味噌を溶いてひと煮立ちさせます。

食べられる店・買える場所

  • 佐久市の佐久鯉料理店長野県佐久市

    市のリーフレットに複数店が掲載されています。鯉こくの提供、予約、営業日は各店へ確認してください。

参考・出典

よくある質問

鯉こくはどんな味ですか?

味噌のこくへ鯉の骨、皮、脂のうま味が溶けた濃厚な汁です。味噌の甘さと煮込み時間は家庭や店で異なります。

鯉こくの骨は食べられますか?

長時間煮ても細い骨が残る場合があります。身を骨から外し、注意して食べます。

鯉こくには内臓も入りますか?

腹の輪切りに内臓を含める型もありますが、下処理と店・家庭の作り方で異なります。

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