半つき飯にじゅうねん味噌を塗って焼く南会津のしんごろう
しんごろうは、炊いたうるち米を半つきにして丸め、竹串などへ付け、えごまをすりつぶした甘い「じゅうねん味噌」を塗って炭火で焼く、福島県南会津の郷土料理です。 餅米の餅ではなく普段の米を粒が残る程度につぶすため、外側は香ばしく、中は飯のやわらかさが残ります。えごまの油分と味噌・砂糖の甘辛さが焼けて、濃い香りになります。

基本情報
| 名称 | 半つき飯にじゅうねん味噌を塗って焼く南会津のしんごろう |
|---|---|
| 地域 | 福島県 |
| 広域エリア | 北海道・東北 |
| 分類 | 焼き物 |
| 購入・取り寄せ | 楽天市場で検索可能 |
| 最終更新 | 2026年8月24日 |
どんな料理?
しんごろうは、炊いたうるち米を半つきにして丸め、竹串などへ付け、えごまをすりつぶした甘い「じゅうねん味噌」を塗って炭火で焼く、福島県南会津の郷土料理です。
餅米の餅ではなく普段の米を粒が残る程度につぶすため、外側は香ばしく、中は飯のやわらかさが残ります。えごまの油分と味噌・砂糖の甘辛さが焼けて、濃い香りになります。
由来・背景
下郷町と南会津町田島地区に伝わり、秋の収穫後から冬の団らんや行事で作られてきました。「じゅうねん」は当地でえごまを指す呼び名で、炒ってすった種を味噌、砂糖、みりんなどと合わせます。
料理名を考案者「新五郎」に結びつける伝承がありますが、人物と年代を確定できる史料としてではなく、地域で語り継がれる由来として扱います。うるち米を生かす料理の構造は、伝承の有無にかかわらず現在の作り方から確認できます。
現地での位置づけ
大内宿周辺、下郷町の直売所・道の駅、祭りや体験行事で見つけられます。炭火で焼く実演では、味噌が焦げ始める香りと、串の周りに付けた飯の厚みを間近で確かめられます。
五平餅と似て見えますが、しんごろうは南会津の名称、えごま入りのじゅうねん味噌、地域の食習が要点です。形だけで全国の五平餅と同じものにまとめません。
食べ方・楽しみ方
焼きたては味噌と内部が非常に熱いため、串を持って少し冷まし、端から食べます。表面の焦げた味噌と白い飯を一緒にかじると、えごまの香りがよく分かります。
串先や竹のささくれに注意し、幼児には串から外して小さく分けます。冷めたものは短時間温め直しますが、味噌を焦がしすぎません。
家庭での楽しみ方
炊きたてのうるち米をすりこぎで粒が少し残るまでつき、濡らした手で小判形にまとめて串へ付けます。表面を先に焼き、炒ってすったえごま、味噌、砂糖、みりんを合わせたたれを塗り、再び香ばしく焼きます。
えごま、味噌、砂糖は焦げやすいため、強火へ近づけすぎず目を離しません。市販のじゅうねん味噌を使う場合は原材料とアレルギー表示、加熱方法に従います。
食べられる店・買える場所
- 道の駅しもごう福島県南会津郡下郷町
福島県公式ページに下郷しんごろうの取扱例があります。販売日と在庫は施設へ確認してください。
参考・出典
よくある質問
じゅうねんとは何ですか?
南会津などで使われる、えごまの呼び名です。種を炒ってすり、味噌や砂糖と合わせます。
しんごろうは餅米で作りますか?
基本は炊いたうるち米を半つきにして作ります。餅米の餅とは粒感と歯ざわりが異なります。
新五郎という人が発明したのですか?
その名の人物に由来する地域伝承がありますが、確定史実とはせず、語り継がれる由来の一つとして紹介します。
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