京都の夏のおばんざい 万願寺とうがらしとじゃこの炊いたん

万願寺とうがらしとじゃこの炊いたんは、大型で肉厚な万願寺とうがらしを、ちりめんじゃこ、だし、しょうゆ、みりんなどで煮含める京都の夏の惣菜です。「炊いたん」は「炊いたもの」を柔らかく呼ぶ京言葉です。 甘とうのやわらかな果肉に、じゃこの塩味と魚のうま味が染み込みます。辛い唐辛子料理ではありませんが、生育条件によりまれに辛味のある実が混じる可能性はあります。

大ぶりの万願寺とうがらしをちりめんじゃこと炊く京都のおばんざいの図鑑イラスト
料理の特徴を伝えるイメージイラスト

基本情報

名称京都の夏のおばんざい 万願寺とうがらしとじゃこの炊いたん
地域京都府
広域エリア関西
分類野菜類、煮物
購入・取り寄せ楽天市場で検索可能
最終更新2026-08-14

どんな料理?

万願寺とうがらしとじゃこの炊いたんは、大型で肉厚な万願寺とうがらしを、ちりめんじゃこ、だし、しょうゆ、みりんなどで煮含める京都の夏の惣菜です。「炊いたん」は「炊いたもの」を柔らかく呼ぶ京言葉です。

甘とうのやわらかな果肉に、じゃこの塩味と魚のうま味が染み込みます。辛い唐辛子料理ではありませんが、生育条件によりまれに辛味のある実が混じる可能性はあります。

由来・背景

万願寺とうがらしは、大正末期ごろに京都府舞鶴市万願寺地区で栽培が始まったとされる大型の甘とうです。京都府の「万願寺甘とう」は京のブランド産品で、舞鶴、綾部、福知山の指定地域で生産されます。

検索時は「万願寺とうがらし」とブランド名の「万願寺甘とう」が混在します。料理名は一般的な万願寺とうがらしでも成り立ちますが、産地と選果基準を重視するなら、「万願寺甘とう」の表示を確認します。

現地での位置づけ

出回りの中心は5月下旬から10月ごろです。舞鶴・綾部・福知山の農産物直売所、京都府内の青果店、惣菜店、和食店で、炊いたん、焼き物、天ぷらなどに出会えます。

店で必ずじゃこと煮ているとは限らず、夏の日替わり惣菜に入る料理です。この一皿を目的にする場合は、当日のお品書きを確認します。

食べ方・楽しみ方

温かいうちは果肉のやわらかさとだしの香りが立ち、冷ますと味がなじんでおばんざいらしい落ち着いた味になります。一本を大きく切り、じゃこを一緒にのせて食べます。

ヘタと種を取るかどうかは家庭差があります。大型で種が少ない果実なら、種と胎座を残して丸ごとの風味を楽しむこともできます。

家庭での楽しみ方

2人分なら、万願寺とうがらし4本、ちりめんじゃこ20g、だし150ml、しょうゆ大じじ1、みりん大じじ1、砂糖小さじ1を目安にします。甘とうに切り目を入れて軽く焼き、だしと調味料、じゃこを加え、落とし蓋をして10分ほど煮ます。皮を破りすぎず、冷ます時間で味を含ませます。

食べられる店・買える場所

  • JA京都にのくに「彩菜館」京都府舞鶴市ほか

    産地で万願寺甘とうを探せる農産物直売所。入荷は時期、天候、店舗で変わります。

  • 舞鶴市内の飲食店京都府舞鶴市

    舞鶴観光協会のグルメ情報で、万願寺甘とうを使う店や買える店を確認できます。

参考・出典

よくある質問

万願寺とうがらしは辛いですか?

基本的には辛味が少なく、肉厚で甘い甘とうです。ただし、栽培条件などでごくまれに辛い実が混じる可能性はあります。

万願寺とうがらしと万願寺甘とうの違いは?

万願寺とうがらしは一般的な呼称で、万願寺甘とうは産地や選果基準を守った京のブランド産品です。

「炊いたん」とは何ですか?

京言葉で「炊いたもの」を親しみを込めて呼ぶ言い方です。だしと調味料で食材を煮含める惣菜に使われます。

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