岩国寿司(いわくにずし)
岩国寿司とは、山口県岩国市周辺で食べられる押し寿司のひとつ。地元では「角ずし」、または「殿様寿司」とも呼ばれる。
一度に3升から1斗入る大きな箱桶の中に、サワラやアジなどの魚の身をほぐして混ぜ込んだ酢飯を入れ、青菜、れんこん、椎茸、錦糸卵、エビなどを上から乗せて、これを何層にも重ね上から重石を押して作る。見た目はちらし寿司風。層の合間にはバショウやハスの葉を用いるのが特徴。
大きな桶を用いるため、一度に何十人前分を作る事が出来る。食べる際はそれを切り分ける。
かつて、山城のために水が確保できなかった岩国城で、戦に備えるため岩国藩主が保存食として考案したという説や、藩主への献上品といった説など、その発祥には諸説存在する。
現在では、見た目の鮮やかさから、お祝いの席などには欠かせない一品となっている。
2007年、農林水産省により農山漁村の郷土料理百選に、山口県の郷土料理として「ふく料理」と共に選ばれた。
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