ゆし豆腐

ゆし豆腐は、沖縄の島豆腐を型へ入れて押し固める前、豆乳へにがりを加えて固まり始めた柔らかな豆腐を、淡い塩味の液と一緒にすくう食品です。白い不定形の凝固物が温かい汁に浮かびます。 絹ごし豆腐の滑らかな一枚の塊とも、ピーナッツで作るジーマーミ豆腐とも異なります。沖縄では汁物のように朝食、定食、そばの献立等で日常的に食べられます。

島豆腐を押し固める前の柔らかな白い凝固物を温かい液とすくう沖縄ゆし豆腐の図鑑イラスト
料理の特徴を伝えるイメージイラスト

基本情報

名称ゆし豆腐
地域沖縄県
広域エリア九州・沖縄
分類汁物、その他
購入・取り寄せ楽天市場で検索可能
最終更新2026年8月26日

どんな料理?

ゆし豆腐は、沖縄の島豆腐を型へ入れて押し固める前、豆乳へにがりを加えて固まり始めた柔らかな豆腐を、淡い塩味の液と一緒にすくう食品です。白い不定形の凝固物が温かい汁に浮かびます。

絹ごし豆腐の滑らかな一枚の塊とも、ピーナッツで作るジーマーミ豆腐とも異なります。沖縄では汁物のように朝食、定食、そばの献立等で日常的に食べられます。

由来・背景

沖縄県の食文化調査は、豆乳へにがりを入れて凝固が始まった状態をすくう、温かくふわふわして喉越しのよい豆腐と説明しています。文部科学省の食品成分データでは『ゆし豆腐』を型入れしない豆腐として扱います。

沖縄の島豆腐は大豆を加熱前に搾る生搾り法を基本とし、ゆし豆腐には凝固後の液体も残ります。塩味、かつおだし、味噌、ねぎ等の加え方は製造者・家庭で異なります。

現地での位置づけ

沖縄県内の豆腐店、食堂、定食店、沖縄そば店、スーパー等で見られます。温かい状態で流通する商品と冷蔵品があるため、保存方法を混同しません。

沖縄では温かい島豆腐類に独自の温度管理があります。販売時に温かいから安全と決めず、表示と購入時刻を確認します。

食べ方・楽しみ方

豆腐の固まりと汁を一緒にすくい、まず大豆と塩味を確かめます。好みでねぎ、おろし生姜、かつお節、味噌等を少量加えます。

那覇市は温かい豆腐を55℃以上で保つか、55℃未満になった後は3時間以内に食べる、または速やかに冷却・冷蔵するよう案内しています。家庭では購入表示を優先し、室温放置を避けます。

家庭での楽しみ方

無調整豆乳を焦がさないよう温め、製品表示に従った豆腐用凝固剤を加え、混ぜ過ぎず柔らかな凝固物ができるまで待ちます。塩やだしで汁の味を調えます。凝固剤の量、温度、衛生は製品レシピに従い、海水は使いません。

食べられる店・買える場所

参考・出典

よくある質問

絹ごし豆腐を崩したものですか?

いいえ。島豆腐の製造途中で、型へ入れて押す前の柔らかな凝固物と液を食べるものです。

汁も飲みますか?

はい。豆腐の固まりと淡い塩味の液を一緒にすくうのが基本です。だしや味噌を加える例もあります。

温かいまま持ち歩けますか?

温度が下がると微生物が増えるおそれがあります。販売者の時間・温度表示を守り、速やかに食べるか冷蔵します。

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