黒糖生姜の餡が空洞をつくる佐賀銘菓 逸口香
逸口香(いっこうこう)は、小麦粉と麦芽水飴などで作る生地に黒糖と生姜の餡を包み、高温で焼く佐賀の伝統菓子です。焼く間に餡が生地の内側へ張り付き、中央が大きく空洞になります。 外側はぱりっと香ばしく、内側には黒糖の濃い甘みと生姜の香りが残ります。長崎や愛知の『一口香』、四国の『唐饅』と同系統ですが、佐賀では『逸口香』の表記で親しまれます。

基本情報
| 名称 | 黒糖生姜の餡が空洞をつくる佐賀銘菓 逸口香 |
|---|---|
| 地域 | 佐賀県 |
| 広域エリア | 九州・沖縄 |
| 分類 | お菓子類 |
| 購入・取り寄せ | 楽天市場で検索可能 |
| 最終更新 | 2026年8月25日 |
どんな料理?
逸口香(いっこうこう)は、小麦粉と麦芽水飴などで作る生地に黒糖と生姜の餡を包み、高温で焼く佐賀の伝統菓子です。焼く間に餡が生地の内側へ張り付き、中央が大きく空洞になります。
外側はぱりっと香ばしく、内側には黒糖の濃い甘みと生姜の香りが残ります。長崎や愛知の『一口香』、四国の『唐饅』と同系統ですが、佐賀では『逸口香』の表記で親しまれます。
由来・背景
佐賀県観光連盟は、江戸時代中期に中国から伝わったとされる菓子と紹介しています。ただし伝来の年代や経路は確定史実として断定せず、長崎街道の砂糖文化と結びつく地域の説明として扱います。
空洞は餡が不足しているのではありません。黒糖餡が熱で溶けて生地の両面へ張り付き、膨らむ製法上の特徴です。この仕組みから『からくりまんじゅう』とも呼ばれます。
現地での位置づけ
現在は製造者が少なく、佐賀市の源八屋などが作り続けています。直売所、道の駅、佐賀空港、佐賀駅周辺の物産店などでも扱われますが、在庫は販売先へ確認します。
源八屋の現行品は佐賀県産小麦、麦芽水飴、黒糖、生姜などを使います。製造者ごとに配合や焼き色は異なるため、個別商品の原材料と期限は包装表示を優先します。
食べ方・楽しみ方
まず割って大きな空洞と内壁の黒糖餡を見ます。薄い部分からかじり、外皮のぱりっとした歯触り、黒糖の焦げ香、生姜の余韻を煎茶や嬉野紅茶と合わせます。
硬く割れやすい焼き菓子なので、皿の上で小さく割ります。高齢者や歯の弱い人へは薄い部分を選び、個包装の保存条件と期限を守ります。
家庭での楽しみ方
家庭では黒糖、少量の水飴、おろし生姜を練った固めの餡を、小麦粉と水飴の生地で薄く包み、平らにしてオーブンで焼く方法があります。餡が漏れないよう閉じ目を確実に下へ置きます。
専門店の大きな空洞は非常に高温の焼成と配合で生まれます。家庭用オーブンでは同じ姿にならないことがあるため、温度は機器の上限と取扱説明書に従い、無理な高温設定をしません。
食べられる店・買える場所
- 源八屋佐賀県佐賀市蓮池町大字蓮池322
逸口香を専門に製造する老舗。直売の可否、営業日、取扱店は公式サイトで確認してください。
参考・出典
よくある質問
中身が空なのは不良品ですか?
いいえ。黒糖餡が焼成中に溶けて内壁へ張り付くことでできる、逸口香本来の特徴です。
長崎の一口香と同じですか?
同系統の菓子です。地域により逸口香、一口香、唐饅など表記や呼び名が異なります。
どんな味ですか?
香ばしい薄皮に黒糖の濃い甘みと生姜の香りが重なり、ぱりっと硬めの食感です。
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