海老芋と棒鱈を炊き合わせる京名物・いもぼう
いもぼうは、大きな海老のような形の海老芋と、干した真鱈の棒鱈を、甘辛い煮汁で時間をかけて炊き合わせる京都の名物料理です。ねっとりした芋と、繊維状にほどける魚を一皿で味わいます。 代表的な老舗では、棒鱈を一週間余り水で戻し、厚く面取りした海老芋と丸一昼夜炊きます。家庭や店の煮方は異なり、老舗固有の技法そのものを一般レシピとはしません。

基本情報
| 名称 | 海老芋と棒鱈を炊き合わせる京名物・いもぼう |
|---|---|
| 地域 | 京都府 |
| 広域エリア | 関西 |
| 分類 | その他 |
| 購入・取り寄せ | 楽天市場で検索可能 |
| 最終更新 | 2026年8月24日 |
どんな料理?
いもぼうは、大きな海老のような形の海老芋と、干した真鱈の棒鱈を、甘辛い煮汁で時間をかけて炊き合わせる京都の名物料理です。ねっとりした芋と、繊維状にほどける魚を一皿で味わいます。
代表的な老舗では、棒鱈を一週間余り水で戻し、厚く面取りした海老芋と丸一昼夜炊きます。家庭や店の煮方は異なり、老舗固有の技法そのものを一般レシピとはしません。
由来・背景
円山公園の平野家本家は、江戸中期に初代平野権太夫が海老芋と棒鱈の組み合わせを工夫したと伝えています。約300年の歴史は製造元の系譜と伝承として紹介します。
乾物の棒鱈と京野菜の海老芋という性質の異なる素材を合わせる料理は、京都で『出会いもん』と説明されます。棒鱈のうま味が芋へ入り、煮汁を含んでも形を保つ丁寧な炊き合わせです。
現地での位置づけ
いもぼう平野家本家は京都市東山区の円山公園内にあります。予約、献立、料金、休業日は変わるため、公式サイトか京都市観光協会の最新案内を確認します。
『芋棒』という文字から細い芋菓子を想像しやすいものの、この料理の『棒』は棒鱈を指します。さつまいもの揚げ菓子や芋けんぴとは別物です。
食べ方・楽しみ方
海老芋を崩さないよう箸で大きく取り、棒鱈を少し合わせて食べます。芋の粘り、魚の繊維、甘辛い煮汁が一緒になるところが要点です。
棒鱈には骨が残る場合があります。身をほぐすときに確認し、幼児や高齢者へ出す場合は小骨まで丁寧に除きます。
家庭での楽しみ方
家庭では棒鱈を冷蔵庫で数日かけて戻し、別ゆでした海老芋と合わせ、だし、醤油、砂糖、酒などで弱火で煮含めます。老舗の一子相伝の炊き方を再現するものではありません。
棒鱈は冷たい環境で戻し、水を替えて衛生を保ちます。魚の中心まで十分に加熱し、海老芋は下処理中に手がかゆくなることがあるため手袋を使います。
食べられる店・買える場所
- いもぼう平野家本家京都市東山区・円山公園内
京名物いもぼうを伝える老舗。営業時間、予約、献立は公式情報で確認してください。
参考・出典
よくある質問
海老芋にエビは入っていますか?
海老芋は里芋の仲間で、曲がった形と縞がエビに似ることから呼ばれます。甲殻類のエビではありません。
棒鱈とは何ですか?
真鱈を乾燥させた保存食です。硬いため長時間水で戻し、十分に煮て使います。
芋けんぴのような菓子ですか?
違います。いもぼうは海老芋と棒鱈を炊き合わせる魚料理です。
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