塩蔵魚と根菜を塩味で煮る北海道の三平汁

三平汁は、塩鮭や塩にしんなどの塩蔵魚を、大根、にんじん、じゃがいも、長ねぎなどと昆布だしで煮る北海道の具だくさん汁です。魚から出る塩味と旨味を生かし、透明感のある汁に仕上げるのが基本です。 生鮭を味噌仕立てで煮る石狩鍋とは別の料理です。現在は魚種や家庭によって味噌味もありますが、塩蔵魚を使うことが三平汁を見分ける重要な手掛かりです。

塩鮭と根菜を澄んだ汁で煮る三平汁の図鑑イラスト
料理の特徴を伝えるイメージイラスト

基本情報

名称塩蔵魚と根菜を塩味で煮る北海道の三平汁
地域北海道
広域エリア北海道・東北
分類鍋料理
購入・取り寄せ楽天市場で検索可能
最終更新2026年8月26日

どんな料理?

三平汁は、塩鮭や塩にしんなどの塩蔵魚を、大根、にんじん、じゃがいも、長ねぎなどと昆布だしで煮る北海道の具だくさん汁です。魚から出る塩味と旨味を生かし、透明感のある汁に仕上げるのが基本です。

生鮭を味噌仕立てで煮る石狩鍋とは別の料理です。現在は魚種や家庭によって味噌味もありますが、塩蔵魚を使うことが三平汁を見分ける重要な手掛かりです。

由来・背景

北海道では冬を越すために鮭やにしんを塩蔵し、その頭や中骨を含めて根菜と煮ることで、保存魚を余さず食べました。1784年の『東遊雑記』に三平汁とみられる記録があるとされ、江戸後期には食べられていた歴史のある家庭料理です。

名前の由来は、三平という人物、三平皿、アイヌ語など複数の説が伝わり、確定していません。鮭の三平、にしんの三平、たらの三平など、魚によって汁の風味と塩加減が変わります。

現地での位置づけ

北海道全域の家庭で作られ、観光客向けの専門店だけに残る料理ではありません。札幌や小樽の郷土料理店、冬の催事、道内の食堂で見つかることがあります。

外食では『三平汁』でも味噌仕立ての場合があります。昔ながらの塩味を試したいときは、使用する魚が塩鮭か塩にしか、汁が塩味か味噌味かを確認してください。

食べ方・楽しみ方

最初に汁を飲み、塩蔵魚と昆布のだしを確かめます。骨付きの魚は箸で身を外し、大根やじゃがいもと一緒に食べます。魚の塩分が強い場合は、ご飯と合わせると食べやすくなります。

骨やうろこが残ることがあるため、子どもや高齢者へ出す際は取り分けて確認します。作り置きは早く冷まし、冷蔵して十分に再加熱します。

家庭での楽しみ方

塩鮭のあらや切り身を必要に応じて塩抜きし、昆布だしで大根、にんじん、じゃがいもを煮ます。野菜が柔らかくなったら魚を加え、アクを取り、最後に長ねぎを入れます。

塩は最初に足さず、魚を煮てから味を見ます。塩鮭の辛さは商品差が大きいため、塩抜き時間と追加調味を固定せず、汁の味で調整してください。

食べられる店・買える場所

参考・出典

よくある質問

三平汁と石狩鍋は何が違いますか?

三平汁は主に塩蔵した鮭やにしんを使い、魚の塩味を生かします。石狩鍋は生鮭を使う味噌仕立てが基本です。

三平汁は味噌汁ですか?

昔ながらの基本形は塩味ですが、現在は家庭や地域により味噌を使う三平汁もあります。

三平汁にはどんな魚を使いますか?

塩鮭、塩にしん、たらなどを使います。頭や中骨などのあらを使うと、だしと旨味がよく出ます。

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