冬のカジカを丸ごと味わう北海道の汁物 かじか汁

かじか汁は、カジカのぶつ切り、皮、肝などを大根、にんじん、じゃがいも、長ねぎと煮て、味噌などで調える北海道の魚汁です。骨まわりから濃いだしが出て、肝が汁にこくを加えます。 北海道で「カジカ」と呼ばれる魚は一種類ではありません。小樽の公式観光記事ではトウベツカジカ(標準和名ケムシカジカ)や真カジカの例を挙げており、地域、店、漁期によって使う魚や味付けが変わりま...

骨付きのかじかと根菜を味噌仕立てで煮る北海道かじか汁の図鑑イラスト
料理の特徴を伝えるイメージイラスト

基本情報

名称冬のカジカを丸ごと味わう北海道の汁物 かじか汁
地域北海道
広域エリア北海道・東北
分類鍋料理
購入・取り寄せ楽天市場で検索可能
最終更新2026-08-20

どんな料理?

かじか汁は、カジカのぶつ切り、皮、肝などを大根、にんじん、じゃがいも、長ねぎと煮て、味噌などで調える北海道の魚汁です。骨まわりから濃いだしが出て、肝が汁にこくを加えます。

北海道で「カジカ」と呼ばれる魚は一種類ではありません。小樽の公式観光記事ではトウベツカジカ(標準和名ケムシカジカ)や真カジカの例を挙げており、地域、店、漁期によって使う魚や味付けが変わります。

由来・背景

カジカは身だけでなく、皮や内臓からもうま味が出るため、漁師町では食べられる部分を鍋へ生かしてきました。あまりのおいしさに箸で鍋底を突いて壊すという「鍋壊し」の呼び名もありますが、複数の魚に使われる地方名として理解します。

旬は魚種と漁場で異なりますが、北海道では冬の汁物として紹介されることが多く、産卵期に沿岸へ近づく魚が食卓に上ります。味噌仕立てが代表的でも、塩味やしょうゆ味の家庭もあります。

現地での位置づけ

小樽や道内の市場、魚料理店で冬に出会いやすい料理ですが、その日の水揚げで提供が変わります。小樽観光協会も事前の問い合わせを勧めているため、来店前に「かじか汁」と使用魚の有無を確認します。

鮮魚を買うときは、店に汁物向けの下処理を相談し、肝や卵を食べられる状態で付けてもらえるか確認します。種類を自己判断せず、食用として販売されたカジカだけを使います。

食べ方・楽しみ方

最初に汁を一口すすり、魚のだしと味噌の濃さを確かめます。次に身、皮、肝を少しずつ食べると、淡白な身と濃厚な部位の違いが分かります。

骨が多い魚なので、身を大きく頬張らず、箸で骨を確かめながら食べます。肝や卵を含む汁は傷みやすいため、作り置きを室温に放置せず、冷蔵して十分に再加熱します。

家庭での楽しみ方

鮮魚店で汁物用に下処理したカジカへ熱湯をかけ、血やぬめりを洗います。大根、にんじん、じゃがいもをだしで煮て、カジカを加え、あくを取りながら中心まで火を通します。肝は少量ずつ加え、最後に味噌を溶きます。魚種ごとの可食部と下処理は販売者の指示を優先します。

食べられる店・買える場所

  • 小樽市内の魚料理店北海道小樽市

    小樽観光協会の特集は、カジカの入荷がない日は提供できないと案内しています。掲載時から営業情報が変わる可能性もあるため、必ず店へ確認してください。

参考・出典

よくある質問

かじか汁には何という魚を使いますか?

北海道でカジカと呼ばれる複数の魚が使われます。トウベツカジカ(ケムシカジカ)や真カジカなど、地域と漁期で変わるため、店や販売者へ確認します。

かじか汁はなぜ「鍋壊し」と呼ばれますか?

おいしさのあまり箸で鍋底を突いて鍋を壊す、というたとえから付いた地方名とされます。特定の一魚種だけの正式名称ではありません。

かじか汁は味噌味ですか?

味噌仕立てが広く紹介されますが、塩やしょうゆで調える地域・家庭もあります。魚の肝を加えると、汁に強いこくが出ます。

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